潜水士は、海洋土木工事に欠かせないサルベージ作業や水産物採取の為の潜水業務、海洋調査などで活躍しています。潜水器を用い、かつ、空気圧縮機、手押しポンプによる送気やボンベからの給気を受けて行う潜水の業務に就く際には、高気圧障害その他の危険が大きいことから、潜水士免許を受けなければなりません。また、スキューバ・ダイビングのインストラクターになる為に潜水士免許を取るケースも増えています。
●国家資格
●受験資格
特に制限はなく、誰でも受験できます。ただし、18歳未満の者は試験に合格しても、満18歳になるまで免許証は交付されません。
●試験内容
以下の科目についての筆記試験が行われます。
1)潜水業務
潜水業務に関する基礎知識・潜水業務の危険性および事故発生時の措置
2)送気、潜降および浮上
潜水業務に必要な送気の方法、潜降および浮上の方法、潜水器に関する知識、潜水器の扱い方、潜水器の点検および修理の仕方
3)高気圧障害
高気圧障害の病理・種類・症状・予防法、救急処置および再圧室に関する基礎知識
4)関係法規
労働安全衛生法、同施行例および労働安全衛生規則中の関係条項高気圧作業安全衛生規則
●お問合せ:(財)安全衛生技術試験協会
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