建築施工管理技士は、建築一式工事の実施にあたり、その施工計画及び施工図の作成並びに当該工事の工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理を適確に行うために必要な技術を修得した者をいいます。建築施工管理技士になるには、国土交通大臣指定の試験機関が実施する試験に合格しなければなりません。1級と2級があり、1級合格者は、建築一式、鉄筋など16種の建築工事の監理技術者になれます。2級は、建築施工、躯体工事、仕上施工の3分野別に試験が行われ、合格分野の工事の主任技術者になれます。
●国家資格
●受験資格
学歴・資格に応じ所定の実務経験を有する者。( )内は指定学科(建築学、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学、または機械工学に関する学科)以外を卒業した場合の実務年数。
・1級
1)大学卒業後3年(4.5年)以上
2)短大・高専卒業後5年(7.5年)以上
3)高校卒業後10年(11.5年)以上
4)その他15年以上
5)2級取得後、または2級建築士合格後5年以上 など
※上記年数には指導監督的実務経験年数を1年以上含むことが必要です。
・2級
1)大学卒業後1年(1.5年)以上
2)短大・高専卒業後2年(3年)以上
3)高校卒業後3年(4.5年)以上
4)その他8年以上
5)技能士(職種区分あり)
●試験方法・内容
4肢択一式学科試験と、記述式筆記試験による実地試験が行われます。(2級は建築、躯体、仕上げに細分)
・1級
学科試験
1)建築学等
2)施工管理法
3)法規
実地試験
施工管理法
・2級
学科試験
1)建築学等
2)施工管理法、躯体施工監理法、仕上施工管理法のいずれか
3)法規
実地試験
施工管理法、躯体施工監理法、仕上施工管理法のいずれか
●お問合せ:(財)建設業振興基金
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