DCとは、確定拠出年金プラン(Defined Contribution Plan)のことです。DCプランナーは、確定拠出年金だけに詳しい専門家ではなく、年金制度全般にわたる専門的な知識に加え、投資やライフプランに関する知識まで併せもつ、公共性と専門性を兼ね備えた総合的な年金・退職金と投資教育のエキスパートです。また、年金制度全般にわたる正しい知識を普及・啓発する役割を担うとともに、新しい年金制度を適切に運営・管理する実務家として、法令を遵守し、加入者保護の観点から説明責任や受託者責任を果たすといった役割が期待されています。
DCプランナーの資格には、専門知識を問う1級と一般知識を問う2級があります。
1級:確定拠出年金やその他の年金制度全般および金融商品や投資等に関する専門的な知識を有し、企業に対しては現行退職給付制度の特徴と問題点を把握のうえ、確定拠出年金を基軸とした適切な施策を構築でき、また、加入者等の個人に対しては確定拠出年金の加入者教育の実施と老後を見据えた生活設計を提案できるレベル。
2級:確定拠出年金やその他の年金制度全般に関する基本的事項を理解し、金融商品や投資等に関する一般的な知識を有し、確定拠出年金の加入者・受給者、確定拠出年金制度を実施する企業の福利厚生担当者なとに対して説明できるレベル。
銀行、証券会社、保険会社等の金融機関職員、企業経営者、福利厚生担当者、社会保険労務士、税理士、中小企業診断士、フィナンシャルプランナー等を対象としていますが、自らの年金・資産を効率的に運用したいと考えている方や銀行、証券会社、保険会社等の金融機関への就職を希望している学生等も対象になります。
お問合せ:日本商工会議所
▽DCプランナー 年金・退職金と投資教育のエキスパート のキーワード
▽次の記事、前の記事
当サイトのRSS
新着アイテム
ジャンル
Copyright (C) 2008
by 資格・転職・スキルアップ