言語聴覚士 は、脳卒中などによる言語機能障害・失語症や先天的聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害などがある人に対し、その機能の向上を図るため、専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。
このような活動は医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士などの医療専門職、ケースワーカー・介護福祉士・介護支援専門員などの保健・福祉専門職、教師、心理専門職などと連携し、チームの一員として行います。
言語聴覚士 の活躍の場は年々広がっています。大学病院・総合病院・専門医院・リハビリテーションセンター・診療所などの医療機関をはじめ、特別養護老人ホーム・デイサービスセンター・肢体不自由児施設などの福祉施設、介護老人保健施設・訪問看護事務所・訪問リハビリテーション事業所などの保健施設、小中学校・特別支援学校・言語聴覚士教育施設(大学・短大・専門学校など)の教育施設があります。
言語聴覚士 になるには、法律に定められた教育課程を経て国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。試験は毎年3月に行われ、合格率は40〜50%台で推移しています。
・受験資格
高校卒業後、文部科学大臣が指定する大学(4年制、3年制短大)、または、厚生労働大臣が指定する言語聴覚士養成所(3年ないし4年制の専修学校)に入学し、必要な知識と技能を修得し、卒業する必要があります。
一般の4 年制大学を卒業した場合は、専修学校(2年制)で必要な知識と技能を修得する必要があります。
また、外国の大学などで言語聴覚士に関する学業を修めた場合は、厚生労働大臣の審査・認定を受けることで受験資格が得られます。
言語聴覚士指定養成校検索
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