認定小児アレルギーエデュケーターは、日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会(JSPIAAD)が認定する資格です。気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーといったアレルギー疾患の小児患者と家族をサポートすることを目的として2009年度より、小児のアレルギー疾患を総合的にとらえ、患者教育を担うことができる専任のメディカルスタッフの養成を開始しました。
小児アレルギー疾患は増加傾向にあり、適切な治療を軽症から重症まですべての小児喘息患者に普及させるためには医師のみならず多くの職種の協力が必要です。また、喘息治療は、寛解治癒に至るまで数年が必要とされ、その治療スケジュールの中で、医師による診断、治療方針決定後は専門のメディカルスタッフによる患者教育により治療管理、生活管理、アドヒアランスの向上を計画・実施していくことが効果的なケアに繋がっていくと考えられます。
受験資格:看護師、管理栄養士、薬剤師
資格取得までのプロセス
1)小児アレルギー疾患基礎講習会受講
2)認定小児アレルギーエデュケーター講習会受講資格試験合格
3)認定小児アレルギーエデュケーター講習会受講
4)認定小児アレルギーエデュケーター試験合格
5)認定小児アレルギーエデュケーター認定証交付
更新
認定の更新は5年ごとに行われます。
※認定小児アレルギーエデュケーター講習会に参加する為の条件
1)看護師(准看護師を含む)は、認定までの過去5年以内に日本アレルギー学会専門医の下で2年以上の臨床経験があること
2)管理栄養士は認定までの過去5年間に日本アレルギー学会専門医の指導による食物アレルギーを含むアレルギー疾患に関する栄養指導の経験があり、日本アレルギー学会専門医の推薦があること
3)薬剤師は認定までの過去5年間にアレルギー疾患にかかわる服薬指導・支援の経験があり、日本アレルギー学会専門医の推移があること
4)小児アレルギーエデュケーター認定講習会受講資格試験に合格していること
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