建設機械施工技士は、建設機械施工技術検定試験に合格した技術者の称号です。1級と2級があり、1級は建設業法により特定建設業の施工現場に施工責任者として置かなければならない監理技術者です。2級は熟練度の高い建設機械の運転技術者を対象とした試験で、一般建設業の施工現場の主任技術者として活躍します。
●国家資格
●受験資格
学歴・資格に応じ所定の実務経験を有する者。( )内は指定学科(機械工学、土木工学、都市工学、衛生工学、交通工学、電気工学、又は建築学建築学に関する学科)以外を卒業した場合の実務年数。
・1級
1)大学卒業後3年(4.5年)以上
2)短大・高専卒業後5年(7.5年)以上
3)高校卒業後10年(11.5年)以上
4)その他15年以上
5)2級取得後5年以上 など
※上記年数には指導監督的実務経験年数を1年以上含むことが必要です。
・2級
1)大学卒業後、受検しようとする種別に6ヵ月(9ヶ月)以上で、他の種別の経験を通算して1年(1.5年)以上
2)短大・高専卒業後、受検しようとする種別に1.5年(2年)以上または1年以上1.5年未満(1.5年以上2年未満)で、他の種別の経験を通算して2年以上
3)高校卒業後、受検しようとする種別に2年(3年)または1.5年以上2年未満(2年3ヶ月以上3年未満)で、他の種別の経験を通算して3年(4.5年)以上
4)その他、受検しようとする種別に6年以上または4年以上6年未満で、他の種別の経験を通算して8年以上
●試験方法・内容
・1級
学科試験
1)土木工学
2)建設機械原動機
3)石油燃料
4)建設機械施工法
5)法規 など
他に、建設機械組合せ施工法についての記述試験
実地試験
トラクター系建設機械、舗装用建設機械、ショベル系建設機械、モータ・グレーダ建設機械、締固め建設機械、基礎工事用建設機械から2科目を選択し、所定コースで操作施工法を試験
・2級(6種別があり、選択受験します)
学科試験
1)土木工学
2)建設機械原動機
3)法規
4)受験種別(第1種:ブルドーザ 第2種:油圧ショベル 第3種:モータ・グレーダ 第4種:ロード・ローラ 第5種:アスファルト・フィニッシャ 第6種:アースオーガ)の建設機械施工法
実地試験
受験種別建設機械の操作施工の運転実技
●お問合せ:(社)日本建設機械化協会
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