インテリア設計士は、経済産業大臣の許可を得た「社団法人日本室内装備設計技術協会・日本インテリア設計士協会」が認定する資格です。当協会が行う「インテリア設計士資格検定試験」に合格し登録を行うことにより「インテリア設計士」の資格を取得することができます。毎年1回、1級と2級に分かれて行われています。
インテリア設計士は、「インテリア」に関するあらゆる面(計画・設計・施工製作・監理)において高度な知識・技術・技能を持っていることが証明されます。
「インテリア」といえば家具、カーテン、カーペットなどを連想しますが、最近では、テーブルウエア、クッキングツールや音、光、色、香りまでも含めて「インテリア」と呼ぶ傾向にあります。
建築のハード部分を表す「スケルトン」に対する言葉として「インフィル」が使われますが、まさにそのインフィルこそがインテリアを指すものです。「インフィル=インテリア」という考え方は国土交通省発行の公式資料でも採用されています。
インテリア設計士は、新築住宅、戸建住宅や集合住宅、オフィスビル、商環境、モデルハウスなどにおいてインテリアの設計などを行い、より快適で安全、魅力的なインテリア空間の提供に努めています。現場にインテリア設計士がいることで顧客に信頼と満足感を与えられます。
顧客の希望・意見は、多くの情報を得て多様化しています。予算・工期・仕様グレードなどすべてを満足させることは難しいことですが、さまざまな要望をクリアしていく段階で「インテリア設計士」の存在価値が認められています。
●民間資格
●受験資格
・1級
1)この種大学を卒業し、1年以上の実務経験のある者
2)この種短期大学を卒業後、2年以上の実務経験のある者
3)高等学校を卒業し2年以上の専門教育を修了後、2年以上の実務経ある者
4)この種高等学校を卒業後、3年以上の実務経験のある者
5)2級インテリア設計士資格取得後、2年以上の実務経験のある者
6)一級建築士、インテリアプランナー、二級建築士、あるいは木造建築士の資格を有する者
7)インテリアコーディネーターの資格取得後、2年以上の実務経験のある者
8)1から7に該当しない者で、5年以上の実務経験があり、これらと同等の資格があると認められる者
9)1級インテリア設計士資格検定試験の実技または学科試験を、過去3年以内に合格している者
・2級
1)この種大学、短期大学、高等学校、専門・各種学校、あるいは専門教育を卒業または修了し者、および在学中の者
2)一級建築士、二級建築士、木造建築士、インテリアプランナー、イン テリアコーディネーターの資格を有する者
3)1および2に該当しない者で、2年以上の実務経験があり、これらと同等の資格があると認められる者
4)2級インテリア設計士資格検定試験の実技または学科試を、過去3年以内に合 格している者
※この種とは、インテリア、建築、住居学、生活科学、住環境ならびに、それらに準ずる課程をいう。また、専門教育とは、学校の形式にとらわれない専門教育全般をいう。また、実務の内容は、インテリア設計・デザイン、あるいはそれに準ずる業務をいう。
●お問合せ:日本インテリア設計協会
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