【火薬類製造保安責任者試験】
火薬類の製造に係る保安に関し、通商産業省令で定める職務(製造施設又は製造方法の基準適合状況、危害予防規程の遵守状況の監督等)を行うため、火薬類による災害防止のため専門の知識・技術を有する製造保安責任者の選任が必要です。 火薬類製造保安責任者は、火薬類の製造数量及び種類によって甲種・乙種・丙種があります。
1)甲種
・製造:火薬及び爆薬1日1t以上硝安油剤爆薬1日7t以上起爆薬1日50s以上
・変形及び修理:火薬、爆薬及び火工品(信号えん管、信号火せん及び煙火を除く)1日1t以上
2)乙種
・製造:火薬及び爆薬1日1t未満硝安油剤爆薬1日7t未満起爆薬1日50s未満 火工品(信号えん管、信号火せん及び煙火を除く)信号えん管、信号火せん及び煙火1日300s以上
・変形及び修理:火薬、爆薬及び火工品(信号えん管、信号火せん及び煙火を除く)1日1t未満
3)丙種
・製造:信号えん管、信号火せん及び煙火1日300s未満
・変形及び修理:信号えん管、信号火せん及び煙火
●国家資格
●受験資格:学歴、実務経験、年齢等制限はありません。
●試験方法・内容
・甲種・乙種火薬類製造保安責任者(経済産業大臣が行う試験)
1)火薬類取締に関する法令
2)火薬類製造工場保安管理技術
3)火薬類製造方法
4)火薬類性能試験方法
5)火薬類製造工場に必要な機械工学および電気工学大要
6)一般教養
合格基準点は、各科目ともおおむね60点以上
・丙種火薬類製造保安責任者(都道府県知事が行う試験)
1)火薬類取締に関する法令
2)信号焔官、信号火せんまたは煙火(原料用火薬および爆薬を含む)製造工場保安管理技術
3)一般教養
合格基準点は、一般教養科目は50点以上でその他の科目は60点以上
【火薬類取扱保安責任者試験】
火薬類の貯蔵、消費に係る保安に関し、通商産業省令で定める職務(火薬庫の構造等又は貯蔵上の取扱いの基準適合状況、保安教育の実施状況等の監督)を行うため、火薬類による災害防止のため専門の知識・技術を有する取扱保安責任者の選任が必要です。 火薬類取扱保安責任者は、火薬類の貯蔵量又は消費量によって甲種と乙種があります。
1)甲種:年20t以上の爆薬、月1t以上の火薬又は爆薬
2)乙種:年20t未満の爆薬、月25s以上1t未満の火薬又は爆薬及び月1t以上未満の無添加可塑性爆薬
●国家資格
●受験資格:学歴、実務経験、年齢等制限はありません。
●試験方法・内容
都道府県知事が行う試験
1)火薬類取締に関する法令
2)一般火薬学
●お問合せ:(社)全国火薬類保安協会
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