ソフトウェア開発技術者は、情報システム開発プロジェクトにおいて、内部設計書・プログラム設計書を作成し、効果的なプログラムの開発を行い、単体テスト・結合テストまでの一連のプロセスを担当する者をいいます。
情報システム開発におけるソフトウェア開発技術者として、外部仕様に基づいて内部設計・プログラム設計・プログラム開発を行い、高品質なソフトウェアを開発するための知識・能力が要求されます。
主な役割と業務には次のものがあります。
1)外部設計書の作成者との十分な意思疎通を図り、それらに基づく内部設計書・プログラム設計書を作成する。
2)高度なアルゴリズムやデータ構造に関する知識に基づいて、効果的なプログラムを作成する。
3)プログラムの単体テスト・結合テストを確実に実施する。
4)ソフトウェア開発に関して、基本情報技術者を指導する。
●国家資格
●受験資格:どなたでも受験できますが、ある程度の実務経験は必要です。
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われます
・午前試験:多肢選択式(四肢択一)80問出題して80問解答
1)コンピュータ科学基礎V
2)コンピュータシステムU
3)システムの開発と運用U
4)ネットワーク技術U
5)データベース技術U
6)セキュリティと標準化U
※T・U・Vは技術のレベルを表し、Vが最も高度でVはU・Tを、UはTを含みます。
・午後試験:記述式6問出題して6問解答。記述式1問出題して1問解答
1)ソフトウェア工学
2)アルゴリズム
3)システム構成技術
4)システム開発
5)通信ネットワーク
6)データ構造およびデータベース
7)情報セキュリティ
8)システム評価
●お問合せ:独立行政法人・情報処理推進機構
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