初級シスアド・初級システムアドミニストレターは、ユーザー企業の中で、情報技術に関する一定の知識・技能を持ち、担当業務の情報化をユーザーの立場から推進するため、現状業務の問題点を把握し、情報システムの一部構築・支援を行う者が取得する資格です。エンドユーザー向けの担当部署の業務にあった利用技術に重点を置いています。
ソフトウェア企業や情報処理サービス業などに勤務する人から信頼性の高まる人気資格で、主な役割と業務には次のものがあります。
1)現状業務における問題点を把握し、情報技術を活用してその解決を図る。
2)必要とする情報システムの一部構築とその支援を行う。
3)情報システムの提供者側に対する利用者の意見や要望を提起する。
4)情報システムの運用環境とシステム利用環境を整備する。
●国家資格
●年齢・学歴不問
●受験資格:特に制限はなく誰でも受験できます
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われ、午前は多肢選択式(4肢択一式)80問、午後は多肢選択式7問が出題されます。
・午前試験
1)コンピュータシステムT
2)システムの開発と運用T
3)セキュリティと標準化T
4)情報化と経営T
・午後試験
1)仕事とコンピュータ
2)基幹業務システムとの関わり
3)エンドユーザーコンピューティング
4)システム環境整備と運用管理
5)情報化推進のための表現能力
●試験日程 4月と10月の2回
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