奇跡のシンフォニー　フレディ・ハイモア主演の感動作

両親が必ず迎えに来ると信じながら養護施設で暮らしていた、孤児のエヴァン。鋭い音感を持つ彼は、ある日、不思議な音に導かれるようにNYのマンハッタンへと向かう。そこで“ウィザード”と名乗る男にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を開花させていく。一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラ（ケリー・ラッセル）と父ルイス（ジョナサン・リース＝マイヤーズ）も、それぞれの想いを胸にマンハッタンを目指し・・。

主演は「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」の名子役フレディ・ハイモア。エヴァンをピュアな演技で表現。ギターを弾くシーンは音楽の楽しさを全身で表していて、観ている側も心が躍る。

絶対音感を保有する少年の物語なので、劇中の音楽も重要な要素。テーマ音楽に名匠ハンス・ジマー。音楽スーパーバイザーには、「めぐり逢えたら」「ラブ・アクチュアリー」のジェフリー・ポラックと錚々たるメンバーが参加。チェロを演奏するライラと、ギターをかき鳴らすルイスのステージシーンが、交互に映し出されるシーンでは、まったく別の楽曲を演奏しているにも関わらず部分的に曲がシンクロし、見事なシンフォニック・ロックを奏でているのもクール。

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